2023/02/06 23:52
2014年9月。千葉県銚子市で、中学2年の少女が母親に絞殺された。母親はシングルマザーで、困窮の果ての事件と報道された。
県営住宅に暮らす母子は、家賃を2年分滞納していた。母親は給食の調理員として働いていたが、収入は月12万程度だったという。元夫が作った借金の返済もあり、生活は苦しかった。娘の中学進学時には、制服代などのために7万円を闇金融から借り入れた。
実家とも絶縁状態で頼る人もなく、精神的に追い詰められた母親は、娘を道連れに死のうとの思いに至る。県営住宅を強制退去になる日の朝だった。
捜査員が踏み込んだ時、母親は茫然と娘の頭を撫でていたという。テレビには、4日前に娘がリレー戦を走った運動会の映像が流れていた。娘の首を絞めるのに使ったのは、リレーの赤いタスキだった。
もう8年以上前の事件が今もたびたび頭をよぎる。
今回ブログにこの事件のことを書こうと思い、ネット記事を改めて読んで、涙が止まらなくなった。
娘はオムレツが好きだ。
私がこのお母さんの状況で、娘がオムレツ食べたいと言ったら、10個98円の特売の卵を買うだろう。3個も4個も卵を使って、大きいオムレツをたっぷり作ってやりたい。おかわりあるよ、たくさん食べなと言いたい。
幸せな生を送るトリたちが産んだ安全な卵を、誰もが食べられる日が来るために、私にできることはなんだろう。
写真は中学校の制服のスカートを持つ小6の娘。
今日採寸に行ったらスラックス一本14500円だった。
